基本的なトラックの大きさや詰める荷物量、また何人分の荷物を運べるのか?
引越しの現場で活躍している車両はほとんどが2トントラックです。
どのような引越し業者を利用しても、基本的には「2トントラックが何台必要になるか」という基準で見積もりが行われます。
(4tトラックも使用する事がありますが、そこまでの荷物量になる家族は少なく、また道路幅から2tが基本となります。)
このトラックの出動台数を減らすことができれば、引越し料金を安く済ませられるので、荷物量をまずは減らす事が重要です。
また、2トントラックには、ショートタイプとロングタイプの2種類が存在しています。
ショートタイプは2名~3名までの引越しに対応できる積載量で、床面積は畳に換算しておよそ3畳ほどの大きさです。
ロングタイプは3名~4名での引越しに対応できる積載量を持ち、床面積はおよそ5畳分ほどの大きさとなっています。
では、2トントラック1台に積み込める具体的な荷物量はどの程度なのでしょうか。
ショートタイプの2トントラックに収まる荷物の具体例としては、
- 中型以下のサイズのテレビ
- パソコン
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 電子レンジ
- 掃除機などの家電
- 小さなサイズのベッド
- 本棚
- テーブル
- ソファーといった家具の他に、
- ダンボールが合計30~40個
- そしてハンガーラックを1個分
収納することができます。
ロングタイプの場合には、それらの家財に加えて
- 食器棚やタンスなどの大型家具
- ハンガーラックをもう1台
- さらにダンボールをもう10箱程度
であれば増やして積み込みことが可能です。
大人2人と小さなお子さんの3人家族であれば、ロングタイプの2トントラックを1台用意すれば問題なく引越しを終えることができそうですね。
ですが、ここに記した積載量はあくまでも推測に過ぎません。
家具や家電の大きさ次第では1台では載り切らないという場合もありますから、素人だけで判断せず、訪問見積もりでプロによる助言を受けて必要なトラックの台数を決定してください。